放送大学 卒業までの費用 【合計で70万 高いか安いかは あなたしだいです】
こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。
今回は、私が卒業した放送大学の費用についてです。
私はどうしても学士(4年制大学卒業)の資格が欲しかったので、124単位が必要でした。
なので、なるべく安い通信制大学をさがしました。
※最新版の「学費」についての記事はこちら!!!👇
放送大学 全部でいくらかかるの?
放送授業(テレビ・インターネット・ラジオ)は1科目(2単位) 11000円
面接授業(スクーリング)は1科目(1単位) 5500円
教材(印刷された教科書)込です。

入学金がかかります。

例)1年次(1年生)として入学し、4年で卒業をめざす人の場合
入学料24000円+ 124単位682000円=706000円
となります。
一括で払うの?
入学料だけは一括ではらいます。
授業料は
私の場合(というか、4年で卒業をめざす人の場合)
124単位を4年で取得したい→124÷4年=1年で31単位 とらなければならない
放送大学は2学期制なので、1学期につき15、16単位 とらなければならない
1学期に15、16単位ということは 7、8科目 (1科目2単位もらえるので)とらなければならない
なので、自分で8科目をえらんで、「科目登録」します。
1科目11000円ですから、11000円×8=88000円が1学期分の支払い金額となります。
このくりかえしです。
放送大学 卒業 メリット デメリット
さて、こんな感じで、「科目申請」→「支払い」→「受講」→「単位認定試験」
を繰り返し、無事124単位をとることができたわけですが・・・
私にかんしては、メリットしかないです。
希望の仕事につけたことはもちろんですが、大卒になれたおかげで、職業の選択肢は確実に増えました。
例えばの話ですが・・・
今の仕事を60歳でやめたとして
「また働きたい・・・でも体力に自信がないから肉体的にきつい仕事は無理・・・」
と考えます。
「家庭教師とか塾の講師なんかどうだろう?」
この手の仕事は、やはり4大卒が奨励されていますから、やる、やらないは別として、選択の幅は広がります。
例えばの話ですが・・・
「将来外国に住みたい」となった時、「取得できるビザ」の種類が増えます。(このへん、詳しくないのですが、たぶん増えます)
デメリットは、強いて言えば、貯金がだいぶ減ったことです・・・(;^_^A
でも、4大卒が必須な仕事につけましたし、多少なりともあった「学歴コンプレックス」もなくなりました。
履歴書にも堂々と書けます。←(あとでくわしく書きます)
ただ、けっこう大変な道のりなので、自分でいうのもナンですが、かなり強力なモチベーションがないと卒業は難しいと思います。
なぜ卒業がむずかしいのか?
私は、通信制大学受講をきめるとき、「ヤフー知恵袋」とか、いろいろ読みました。
けっこう多かった質問が
2.通信制大学って履歴書に書けるの?
3.高卒で働いています。通信制大学を卒業したら給料上がりますか?
1と2は「イエス」なのですが(文科省が認定していれば正規の大学とみなされます)
問題は3です。
これは会社によってまちまちだと思うのですが、3のような質問をする人がほんとうに知りたい事って
世間は、通信制大学を卒業した自分を、給料、待遇ふくめ、通学の大卒者と同じに扱ってくれるのか?
みたいな事なんじゃないかな、と思うんです。
これだと答えはNOになります。(と思います)
そもそも、一般入試で大学に入った人と、社会人になってから通信制大学で大卒を目指す人では状況がまったくちがいます。
そして、そもそも(2回め)、通信制大学の存在意義は「いくつになっても学びたい人、大学に行きたかったけどいけなかった人、人生の途中で資格が必要になった人」などが学ぶところです。
なので、一般入試の大卒の人と通信制大学卒業の人、そして通学の大学と通信制大学を同列で並べること自体が無意味だと思います。
このへんに「卒業のむずかしさ」がかくれているような気がします。
通信制大学 卒業 むずかしい理由
私が卒業がむずかしいと思う理由は
2.頑張ろうと思っていたが、家庭の事情で時間がとれなくなった
3.頑張ろうと思っていたが、金銭的に難しくなった
4.頑張ろうと思っていたが、なんとなくモチベーションがつづかなくなった
だいたいこの4つになるのでは、と思います。
このうち、一番多いのが4ではないかと。
そして、この「なんとなくモチベーションがつづかない」の正体が、さっき書いた
世間は、通信制大学を卒業した自分を、給料、待遇ふくめ、通学の大卒者と同じに扱ってくれるのか?
なのではないでしょうか。
なんとなく不安なまま、でも「とりあえず大卒の資格はほしい」・・・
たぶん「ヤマダさん、大卒の資格とったら給料1万アップだよ!そして課長に昇進だよ!」
という約束があったなら、ヤマダさんは頑張れるのかもしれません。
あるいはヤマダさんに「定年後、○○の仕事に関わりたい。給料はそんなにいらない。でも大卒が必須条件」という確固たるモチベーションがあったなら、続けられたのかもしれません。
このあたりがボンヤリしていると、通信制大学を続けるのは難しいのかも・・・と思います。
もちろん、これは私の考えなので、みんなに当てはまる訳ではありませんよ!
まとめ
これを読んでくださっている方はたぶん、通信制大学を受講しようか迷っている方だと思います。
もし、「絶対卒業!」でないなら、あるいは「卒業できるまで続けられる自信ががない」なら、まずは「科目履修生」として、1科目づつやってみたらいかがでしょう?
そして、「これなら続けられそう」と思ったら、卒業をめざす「全科履修生」になればよいと思います。
出費は大きいですし、色々大変でしたが、私は卒業して本当によかったと思っています。
みなさんも、通信制大学で人生を豊かにしてくださいね!
「社会人から通信制大学卒業をめざす人へ」まとめ記事はこちら☟
ではまた!
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