日本語教師 求人 【求人票 見るべきポイント】失敗しない就職先 選び方

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日本語教師 求人 【求人票 見るべきポイント】失敗しない就職先 選び方

こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。

今回は

日本語教師に興味はあるけど、日本語教師って求人あるのかな?

日本語教師の養成講座に通っているが、仕事はあるんだろうか?

これから日本語学校に就職したいけど、失敗したくないな

・・・

求人票を見るときのポイントを教えてほしい

こういった質問にこたえます。

なお、日本語学校の求人がいちばん多いので、「日本語学校の求人」について書いていきます。

ではまいりましょう!

もくじ
1.日本語学校の求人票 書いていない事こそ大事
2.失敗しない就職先 えらび方 必須ポイントあります
この記事を書いている私は、養成講座を修了し、現在、日本語教師として働いています。
今にいたるまで、3つの職場を経験しています。
そんな私が、日本語学校の求人に関して、実体験にもとづいて解説します。

求人票 見るべき ポイント 

某求人サイトの求人票です。

非常勤の先生募集ですね。

ど定番中のど定番な感じですね。

さて、みなさん、これを見て「よし!ここに応募しよう!」ってすぐに思いますか?

もし、そう思った人、それはなぜですか?

「家から近いから」

はい、それはあると思います。

でもそれ以外の理由ってありますか?

というか、養成講座を出てすぐの人は、「選び方がわからない」と思います。

そこで

日本語学校 求人票 みるべきポイント 

まず見るところは

待遇 見過ごせない交通費

当然ですね。

時給はもちろん見ます。相場よりあまりに低かったら避けましょう。

上の求人票だと、交通費に関する記載がありません。

書いていない場合、交通費が出ないこともあります。要確認!

労災や、有給休暇についてももちろん確認しましょう。

勤務条件

上の求人票だと「担当コマ数は応相談」となっています。

これ、「日本語学校あるある」なのですが、面接の時に「何曜日に入れますか?何コマ入れますか?」

と聞かれます。

聞かれるのは良いのですが、先生不足の学校だと「週に2日入ってもらえませんか?」

「コマ数増やしてもらえませんか?」と言われることがあります。

「この日にしか入れない!」という絶対的条件がある人は面接の前に伝えておいたほうがいいです。

選考方法 模擬授業があるかないか みんなの日本語 7課「あげもらい」

「模擬授業」は指定した課(みん日7課「あげもらい」が多い)の導入部分の教案を書き、面接官の前で実際に授業をします。

求人票に記載がない場合は模擬授業なし、と思ってよいです。

「ないほうが楽だな~」と思われるかもしれませんが、アドバイスをもらえるので、新人先生は模擬授業があったほうがよいと私は思います。

ただ・・・

【具体例】
私の場合:正式な面接の前に、一度顔合わせの機会があった。そのとき、内定っぽい感じの事を言われた。そのためか、正式の面接の時、「模擬授業は必要ないです」と言われた。「せっかく教案作って準備したので見てください」と申し出て、模擬授業を行った。

私が特別優秀だった、というわけではありません。

「面接の時の模擬授業を重視する学校と重視しない学校がある」のです。

じゃあ、「重視しない学校はレベルが低い、よくない学校なのか」かというとそうではありません。

考え方として「教師の仕事は経験がモノを言うので、これから経験をつんでくれれば良い。どのみち、教え方に正解などないのだから」という感じです。

私の場合は「模擬授業を重視しない」学校でしたが・・・

【具体例】知人Aさんの場合
Aさんは有名私大卒。養成講座在学中に「日本語教育能力試験」にも合格。養成講座からの紹介で有名日本語学校の面接を受けることに。
面接で模擬授業をしましたが、やり方について、たくさんダメだしをされ、採用されませんでした。
Aさんが面接を受けた学校は「模擬授業を重視する」タイプの学校だったのです。
 

でも、模擬授業を重視するタイプの学校かそうじゃないか、なんて求人票を見ただけじゃわからないと思うんだけど・・・。

その通りです。

なので、応募をする前、あるいは面接の前に模擬授業について電話で聞いてみてはいかがでしょうか?
こちらが「何課ですか?なん分くらいやるのですか?教案は提出するのですか?」
などの質問に、熱く丁寧に答える場合は「重視する学校」。
「形式的なものですから」(こう言われたこと、あります)と言えばもちろん「重視しない学校」です。

授業で「みんなの日本語 」を使うかどうか

これについて、「使用教科書:みんなの日本語 」と求人票に書いてある学校もあります。

個人的には「みんなの日本語 」を使っている学校がよいと考えます。

【理由】
〇養成講座でも「みんなの日本語 」を使っている所が多いので、わざわざ買う必要がない
〇養成講座で学んだことが活かせる

〇大メジャーな教科書なので、副教材(問題集、絵教材など)が豊富(教案がつくりやすい)

〇他の教科書を使っている場合、自腹で買わなければならないことがある

〇転職に有利(みんなの日本語 を使っている学校が圧倒的に多いため、経験値がある)

 
教科書問題は見過ごされやすいですが、あんがい重要です。
半年、1年・・・養成講座で「みんなの日本語 」に慣れきっていたのに、勤務先で違う教科書・・・けっこうヘビーな状況です。
新人先生にとって、教案作成は一大作業ですから、慣れ親しんだ「みんなの日本語 」を使うのがべストな選択といえるでしょう。
応募まえに、電話で問い合わせる、くらいの慎重さがあってもよいくらいです。

失敗しない就職先 えらび方 必須ポイントあります

ここまで読んで

ふむふむ。求人票の見方、だいたいわかったから大丈夫!

と思ったアナタ、ほんとに大丈夫?

後悔しない就職先、えらべる自信ありますか?

人間関係とか雰囲気とか、気になるけど、正直入ってみないとわからないし

そうですよね。

こればっかりは、質問しづらいですし、質問したとしても「アットホームで和気あいあいとしていますよ」的なことを言われ・・・。

結局、面接に行った時に自分で感じるしかないのかな、と思います。
でも、もっと気にすべきところがあるんです!
 

【ポイント】 学校のHPがあるかないか

「え、なんで?」と思った方こそ、じっくり読んでいただきたいです。
今はほとんどの学校がHPを持ち、PRなどに活用しています。
書いてあることは
1.わが校の教育理念
2.環境が整っている
3.学習・生活サポートが充実している
4.主な進学先
などです。
私が一番見てほしいところは
「4.主な進学先」です。
なかでも、注意して見てほしいところは
〇直近のデータかどうか
〇全生徒のうち、何人が上位校に行っているか
です。
 
なぜ、「進学先が重要」かというと
自分に合わないクラスを担当しなければならない、かもしれないから
「自分に合わない」クラスって?
【具体例】Bさんの場合
日本語学校で働き始めたBさん。週に1日、2コマを担当。「下のほうのクラス」と聞いてはいたものの、いざ授業に入ると、聞いている生徒はほとんどいませんでした。

寝ているか、スマホをいじっているかのどちらか。
「自分の教え方が悪いのか」と悩むBさん。
試行錯誤を繰り返しますが、改善されません。

苦心して教案を書いてもむなしいばかりです。
心が折れそうになったBさんは教務主任に相談し、担当クラスを替えてもらうことにしました。今はやりがいを感じ、毎週たのしく授業を行っています。

現実にはこういうことがあります。
ベテラン先生のブログなどを読むと「クラス管理できないのは教師の責任」と書いてありますが、年度の途中で入った先生にその責は重すぎる、と思います。
さて、私がなぜ「日本語学校の進学先」をチェックしてください、と言ったかというと
その日本語学校の傾向がわかる
からです。
私は「レベルが高い日本語学校がよい」と言っているわけではありません。
ただ、せっかく働くのですから、なるべく自分に合ったところではたらきたいですよね。
なので、あなたが
有名大学に入るような留学生を教えたい!
のであれば、留学生の進学先にとことんこだわってください。
 
しかし、それほどレベルの高くない学生を教えるメリットもあるのです。
それは
高度な質問をされない
です。
あなたは
「学校いく」と「学校いく」の違いを即座にこたえられますか?(答えは最後)
有名大学をめざす留学生はこういった質問をしてきます。
あまりレベルの高くない学生はほとんど質問してきませんから、気が楽といえば楽です。
(教師としての成長は別として)

まとめ

いかがでしたか?

おおくの日本語学校では、求人票に詳細な情報をのせていません。

せっかく資格をとり、日本語教師として働くのですから、よい環境で教えたいですよね。

この記事が少しでも助けになれば幸いです。

【求人サイト】

日本語教師の集い

日本村

日本語教師ジョブ

にほんごしょてん そうがくしゃ

日本語オンライン

【こたえ】

に・・・動作、移動の到達点

へ・・・動作、移動の方向

「日本語教師 なるには 資格 求人 養成講座 まとめ記事」はこちら☟

ではまた!

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