放送大学 社会人が卒業をめざすなら【失敗しない!コースの決め方ガイド】
こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。
今回は

放送大学に入学しようと
思うんだけど、どのコースがいいか
わからない

ぜったいに卒業したいから
コースえらびで失敗したくない!!
そんな悩みにこたえます。
○コースえらびが重要な理由
○放送大学 6つのコースと特徴
○外国語科目を攻略
○コースは変更できます
○まとめ
この記事を書いている私は、社会人として働きながら放送大学に入学。
3年半で124単位を取り終え、ことし、無事に卒業できました。
そんな私が「失敗しないコースえらび」について解説します。
ではまいりましょう!
コース選びが重要な理由
所属するコースから34単位はぜったいに必要!!!
読んでいただいたとおり、
「自分がえらんだコースから、最低34単位取らないと卒業できない」
のです。

124単位中、34単位でしょ?
それくらい仕方ないんじゃないの?
そう思うかもしれません。
が、これがなかなかのハードルでした。
私は「心理と教育コース」でしたが、専門性が高い科目が多かったです。
じっさい、「ほかのコースにすればよかったかも」と思ったことがありました。
なので、最初から自分に合ったコースを、まちがいなく選ぶほうが効率的!
6つのコースと特徴
放送大学には「教養学部」しかありません。
「教養学部」のなかの「どれかのコース」をえらぶことになります。
では、それぞれの特徴です。
生活と福祉コース
放送大学のHPより、「各コースの学習とねらい」です。

「健康」「介護」「疾病」などの科目が多いです。
私は「ぜったいに卒業!」派でしたので、
「平均点が高く、試験の時、教材もちこみ可」
の科目を受講していました。
○在宅介護論
○公衆衛生
○疾病の成立と回復促進
など
心理と教育コース
私が卒業したコースです。
[教育系、心理系、臨床心理系の3つの領域がある]
とうたっているところが、そもそも大変な感じですよねw
最初は「心理系と臨床心理系」の違いがわかりませんでした。
ざっくりいうと
「心理学の知識を治療に役立てるのが臨床心理学」
です。

当時は、心理学に興味があったのと
魅力的な科目が多かったので、このコースをえらびました。
○地域コミュニティと教育
○心理カウンセリング序説
○生涯学習を考える
○発達科学の巨人たち
など
ちなみに
なので、「単位認定試験に合格できるか不安・・・」
なとき、科目申請するまえにチェックすることができます。
「心理学統計法」「ユング心理学」などにも興味があったのですが、
過去問を見て、あきらめました・・・。
社会と産業コース
このコースは領域が幅広いのが特徴です。
「男性会社員が定年後、学びを深めるために受講」
「いま、会社員だが、大卒の資格がほしい男性が受講」
そんなイメージがあります。

このコースからは、あまり受講しませんでした。
今思えば、面白そうな科目がたくさんあったのですが。
当時は「心理学」まっしぐら。
○社会福祉と法
○住まいの環境デザイン
○国際経営
○エネルギーと社会
○経済学概論
など
人間と文化コース
ド文系の私が、まよったのがこのコース。
「一般教養に最もふさわしいコース」とあります。
なので

特に勉強したいコースがない。
でも大卒の資格がほしい。
そして私は文系。
という方におすすめのコースです。

このコースからはたくさん単位をとりました。
試験のとき「教材持ち込み可」の科目が多かった印象です。
○現代フランス哲学に学ぶ
○日本文学の名作を読む
○「方丈記」と「徒然草」
○日本仏教を捉え直す
○フィールドワークと民族誌
○総合人類学としてのヒト学
○博物館概論
など
ハードル高めの心理学より、「とっつきやすい」科目が多かったです。
なので、途中、「こっちのコースにすればよかった」と悩んだことも。
情報コース
2013年に開講した新しいコース。
時代のニーズにこたえている、って感じです。

このコースからは1科目も受講していません。
単位を取れる自信がありませんでした。
参考までに、こんな科目があります。
○ユーザ調査法
○感性工学入門
○C言語基礎演習
○アルゴリズムとプログラミング
など
IT業界で働いている人や、めざそうとしている人に、うってつけのコースです。
自然と環境コース
このコースも、ド文系の私が合格できそうな科目はありませんでした。
「初歩からの○○」という科目が多いです。
それでも「無理~!」って感じでしたね。

こんな科目があります。
○力と運動の物理
○演習微分積分
○はじめての気象学
○入門線型代数
など
数学が得意な方、理系の方は、これを見て
「わー!受講してみたい!」
と思ったのでは?
外国語科目 攻略法 (2単位)
放送大学を卒業するためには、外国語を2単位とる必要があります。
外国語科目(放送授業の場合)は
○ドイツ語
○フランス語
○中国語
○韓国語
○スペイン語
○イタリア語
があります。

英語で問題ないでしょ
と思ったあなた、残念でした。
私も英語をえらぼうと思いました。
ところが、大学の英語科目の場合、
「高校英語を習得していることが前提」
なので、「基礎の英会話」なんて科目はありません。
どの英語科目も難しそう・・・。
すぐに英語はあきらめました。
かといってほかの外国語もならったことなどなく・・・
困った私は「対面授業(スクーリング)」に目をつけました。
放送大学では
全15回の講義を見る(聞く)
→課題提出
→合格すると単位認定試験受験が受けられる
→単位認定試験に合格すると2単位がもらえる
全8回<(4回×2日)の場合が多い>の講義を受ける
→最後の講義のときに小テストがある(難易度ひくめ)
→合格すると1単位もらえる
つまり、スクーリングで2単位をとるなら、合計4日を使って、
近くの学習センターで講義をうけます。
社会人にとって、「外出して単位をとる」のは
なかなかハードルが高いです。
さいきん「スクーリングなしで卒業できる通信制大学」
を売りにしている大学が多いのはそのためです。
そのぶん
単位取得の難易度はひくめ
なのです。
私は「外国語はスクーリングで単位をとろう」
と思いました。
そして
を受講し、2単位をとることができたのです。
時間の都合がつくなら、スクーリングがおすすめ。
難易度も低いですし、何より楽しいです。
ビデオやスライドで、現地の紹介をしてくれたり、
歌でことばを覚えたり、講師の先生もいろいろ工夫してくれています。
ふだん、孤独に勉強していますから、
他の学生との交流は刺激になりますよ!
コース変更はできます
えらびにえらんでも、

やっぱり違うコースにしたい
ということもあると思います。
そんなときはコース変更するのもアリ。
ただし
○学期の途中での変更はできない
というルールがあります。
まとめ
いかがでしたか?
通信制大学は、確実に卒業できるような工夫が大事です。
2021年 最新版 通信制大学 ランキング記事はこちら☟
私も、途中迷いもありましたが、
無事に卒業できました。
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
ではまた!
コメント