社会人 学歴コンプレックス 【目からウロコのアドラー心理学】もう学歴で悩まないでください!
こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。
今回は
「社会人 学歴コンプレックス 【目からウロコのアドラー心理学】
もう学歴で悩まないでください!」
というテーマです。
社会人だけど、いまだに
学歴コンプレックスがある…
学歴に関して、いつも
モヤモヤしている自分がいる
学歴があったら、人生変わっていた
のに、といつも思う
そんな方にむけての記事です。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」という
本を読み、私自身、「目からウロコ」でした。
今回は「学歴コンプレックス」にしぼって書きたいと思います。
劣等感と劣等コンプレックスのちがい
「成功できない」のではなく「成功したくない」
原因論と目的論
すべの悩みは対人関係の悩みである
幸福とは「貢献感」のことである
結論
この記事を書いている私は、学歴コンプレックスがありました。
やりたい仕事が「4大卒」限定だったので
50歳を過ぎてから、通信制大学に入学。
2021年、放送大学を卒業。
そんな私が
社会人 学歴コンプレックス 【目からウロコのアドラー心理学】
もう学歴で悩まないでください!
を徹底解説します。
ではまいりましょう!
劣等感と劣等コンプレックスのちがい
アドラーは「劣等感」と「劣等コンプレックス」を分けています。
「劣等感」じたいは悪いものではない
とアドラーは言っています。
劣等コンプレックスの場合
なんらかの「コンプレックス」を持っている人で、
☟のような気持ちになることがあります。
私もこちらに近いです。(かつてそうでした)
それは…
「あるある」ですよね。
心当たりがある人、多いのでは?
アドラーが言う、「劣等コンプレックス」とは
のことです。
○わたしは学歴が低いから、成功できない
○私は美人じゃないから、結婚できない
○私は複雑な家庭に育ったから、性格が悪くても仕方ない
こんな感じです。
耳が痛いですね…(;^_^A
ここからが本題です。
「成功できない」のではなく「成功したくない」
成功したくない人なんていませんよね?
でもアドラーは言っています。
「成功できない」のではなく「成功したくない」のだ、と。
○現実的な努力をしたくない
○人はつねに「変わらない」という決心をしている
学歴コンプレックスの話に戻りましょう。
「わたしは学歴が低いから、成功できない」
逆にいうと
「学歴さえ高ければ、わたしは大きく成功できるのだ」
という理屈になります。
では、学歴を手に入れても成功できなかったら?
アドラーはこう結論づけました。
つまり、ライフスタイルを変える”勇気”を持ち合わせていない。
多少の不満や不自由があったとしても、いまのままでいたほうが楽なのだ。
原因論と目的論
一般的なカウンセラーや精神科医は
「あなたが苦しんでいるのは、過去のここに原因がある」
と指摘し「だからあなたは悪くないのだ」
となぐさめます。
「原因論」です。
しかしアドラーは違います。
もう何年も引きこもりの男性がいました。
その男性についてこう語っています。
彼は「不安だから、外に出られない」のではない。
外に出たくないから、不安という感情をつくりだしているのだ
もう衝撃でしたね。
「外に出たくない」という目的があって
不安や恐怖といった感情をこしらえている、というのです。
これが「目的論」です。
アドラーの結論はこうです。
すべての悩みは対人関係の悩みである
さて、私はこのブログで「学歴コンプレックス」について
いくつか記事を書いてきました。
「嫌われる勇気」を読むまでは、
「学歴コンプレックスを克服するには、大卒になるしかない」
と。
そもそも、なぜ「コンプレックス」をもってしまうのか?
アドラーはこう言っています。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
○人と比較する
○人の目を気にする
○人が自分をどう思っているのか気になる
たしかに、人類が自分ひとりだったら、こんな悩みなど持ちません。
私も、職場などで大卒の人がいて、その人が優秀だったりすると
(やっぱり大卒だからだよね・・・私なんか高卒だし)
と、ひがんでいました。
その後、大卒になり、希望の仕事についてからは、
コンプレックスはなくなりました。
なので
「学歴コンプレックスをなくすには、大卒になるしかない」
という説を持ったわけです。
そもそも、幸福じゃないから
コンプレックスをもったり、ひがんだりするわけですよね。
アドラーの説です。
幸福とは「貢献感」のことである
アドラーは「学歴コンプレックスがあるなら大学に行きなさい」
などとは言いません。
○わたしは共同体にとって有益である
○わたしは誰かの役にたっている
と主観的に自分で判断できれば幸福である、という結論です。
「誰かの評価」は関係ない、ということになります。
結論
「嫌われる勇気」の結論です。
ましてや能力が足りないのでもない。あなたにはただ”勇気”が足りない。
「幸せになる勇気」が足りていないのだ
私なりに
「学歴コンプレックス」についての
アドラー心理学的結論を考えてみました。
大学に行かなくても「貢献感」が得られるなら、行く必要はないでしょう。
抽象的な結論ですね。
なにによって「貢献感」を得られるかは、それぞれなので、
こんな言い方になってしまいました。
私の結論はともかく、「嫌われる勇気」はとても勉強になりました。
哲人と青年の対話形式で、読みやすいです。
ではまた!
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