転職:意外と知らない「事務職」向いている人 いない人【電話対応編】

事務職

転職:意外と知らない「事務職」向いている人 いない人【電話対応編】

こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。

今回は 「転職したい人へ:意外と知らない「事務職」

【電話対応編】」

というテーマです。

【この記事でわかること】

○事務ってラク?
○電話応対 あなたは大丈夫?
○事務職 向いている人 いない人
○それでも事務にこだわるなら

事務職への転職を希望する人は、

介護が入って、シフト勤務
を続けるのはむずかしい・・・

結果出ないし、
もう、外回りの営業職は無理・・・

いままで、体力重視の

仕事だったけど、

年齢的にキビシイ・・・

などの理由が想定されますね。

そんなあなたが、まず考えるのが

未経験だけど、事務職に転職したい!!!

だと思います。

気持ちはすごーくよくわかります。

なぜなら

【事務職のメリット】
○勤務日、勤務時間がきまっている
○快適な事務所の中で、椅子にすわったままの作業(肉体的に楽)
○ひととおり覚えてしまえば、あとはルーティンワーク
                   ほか
 
だいたいこんなところでしょうか。
 
あとで説明しますが、それらはすべて勝手につくりあげられた「イメージ」です!!!
 
私は今は専門職ですが、
 
かつて、30年近く「事務職の人」でした。
 
そんな私が、今回ちょっと厳しめに「事務職」について
 
徹底解説します。
 
ではまいりましょう!
 

ぶっちゃけ、「事務なんて楽でしょ」と思ってませんか?

会社によりますが。

どこまでを誰にやってもらうか、は企業によってまちまち。

なので、例として、事務経験30年の私が経験してきた

業務を一部、書いてみます。

○社長のお昼ごはんを買いに行く
○来客のお茶出し(もちろん、使うグラスも、飲み物も夏冬でルールがちがう)
○トイレそうじ
○××市から▲▲県まで■■を届けにいく

あるていど規模が大きい会社だと、トイレ掃除などは

業者さんが入っていますが

ちいさい所だと、職員がやります。

もちろん、毎日の事務的仕事(データ入力、電話応対、ファイリング・・・)

をやりながら、が前提です。

さて、今回は中でも「電話対応」について深ぼりしたいと思います。

電話応対 あなたは大丈夫?

電話?

内容きいて、取り次ぐか
メモ渡すだけでしょ

そう思っている、事務職未経験の方、必見です。

では例題です。

あなたが書いた電話メモ☟

○○さんへ                          △△(あなたの名前)受け

×月×日、×時
○○商事 ■■様よりTELあり。
※※の件で折り返しTELほしいとのこと。

 

どうでしょうか?

一見、非の打ち所がない、というか

「これ以上何を書けと言うんだ」

というメモですよね。

でも現実の会社ではこんなこと☟が起こります。

席をはずしていた○○さんが戻ってきてメモを見ます。

そして、あなたに質問してきます。

「■■さんて、男?女?」
「機嫌よかった?不機嫌だった?」
「※※の件て書いてあるけど、昨日話した▲▲の日程が決定したって事で
いいんだよね?」

男か女か、機嫌がどうか、はともかく

「※※の件て書いてあるけど、昨日話した▲▲の日程が決定したって事で
いいんだよね?」

については、

あなたは「知らんがな。それを確認するのがアンタの仕事でしょ」

と心の中でツッコむことでしょう。

でも現実には、こうやって聞き返してくる人は存在します。

その時あなたはどう答えますか?

「そこまで聞いてませんよ。ていうか、言われてないし。折り返して■■さんに聞いてくださいよ」

と言えますか?

○○さんは、あなたに意地悪をしているわけではないです(たぶん)。

おそらく時間短縮したいんです。

「※※の件で▲▲の日程が決定したよ」

が確実であれば、折り返して

「さきほどのお電話の件、承知しました」

で済みます。

が、そこがあやふやだと

「うーん。※※の件っていっても色々あるんだが・・・」

となりますよね。

なのでこの場合の正解は(というか、私だったら)

○○さんにメモについて質問された時、

「すみません。(不慣れなもので)、詳しい内容まではお聞きしていません。
申し訳ありませんが、■■様に電話して頂いて、内容について
再度確認していただけると助かります」
 

こう言うしかないでしょう。

心の中で(だって■■さんが※※の件で折り返しって言ったから

その通りに書いただけなのに!!!)

と思ったとしても、です。

もちろん、こんな面倒くさい人ばかりではありませんが、

事務の仕事で、電話対応をするということは、

こういう事なのです。

事務職 向いている人・向いていない人

事務職は「自由度」が低いです。

決められた仕事を
決められた時間内に
毎日同じメンバーと
正確に
ていねいに
ミスなく終わらせる
 
これがすべてです。
 
画期的なアイデアとか、売り上げを格段に
 
のばす秘策などは求められていません。
 
あくまでもたとえば、ですが、
 

いつもありがとうね。

こんなふうに感謝されたり、
 

せんせい、だーいすき!!!

こんなふうに子どもが言ってくれたりしません。

 
すべてが「できて当たり前」の世界です。
 
 
例のウイルスの影響で、専門的な仕事から
 
事務職への転職を希望している人が多くなりました。
 
未経験からの転職にチャレンジすることを否定はしませんが
 
自分のスキル&現実をもっとよく見るべきです。
 
そして、事務職って、けっこう「向き不向き」があります。
 
いちばん向いていない人は、
 
パソコンが出来ない人でも、電話応対が苦手な人でもありません。
 
どんな人かというと
 
仕事の優先順位がわからない人
 
です。
 
ピンとこない方のために、例で説明します。
 
○○さんは5人の事務チームでA、B、Cという業務を担当している。

 

○○さんはその日も朝からAの業務を行っていた。

すると、月末だったこともあり急にDという業務が入ってきた。

その業務は全員でやらないと終わらないくらい、大量の業務だ。

他の4人は自分の業務をいったんやめて、D業務にはいった。

でも○○さんは自分のA業務を続けていた

事務チームのリーダーに「A業務は、Dが終わったらみんなで手伝うから

先にDをやって」と言われ、○○さんはD業務を行った。

次の月も、次の月も○○さんは同じだった。

○○さんに悪気はなかった。

センスがないのだ。

○○さんは1年後、パート契約を打ち切られた。

 
 
これを読んで、
 

え?○○さんは自分の
仕事をしていただけでしょ?
何が悪いの?

と思ったあなたは事務職のセンスがありません。
 
まず「言われないとできない。言われたことしかできない」
 
は事務職ではNGです。(ほかの仕事でもそうかも)
 
そして、「今、何がいちばん優先される業務か」
 
を即座に判断できる瞬発力が必要なのです。
 
自分が、どんなに面倒くさく、早く片付けて
 
しまいたい業務を抱えていても、
 
手を止めて、最優先業務をやらなければ
 
なりません。

 

くわえて、専門的なスキルがある派遣社員

 

などは別ですが、

 
一般事務、と言われる仕事で採用されたら、
 
○言われなくてもコピー用紙を補充しておく
○メモ紙が少なくなったら切っておく
○シュレッダーのゴミ捨てなどは積極的にやる

 

この程度は常識です。

 
その上でパソコンスキル、事務スキル、電話スキルなどが
 
乗っかってきます。
 
はたして、事務職未経験の人が、ここまでたどり着くのに、
 
どのくらいかかるでしょうか?
 
 
 
 
 

それでも事務職にこだわるなら

 
私とて、鬼ではないのでw
 
方法はあります!!!
 

方法1 短期アルバイト・パート

 
みんな生活がありますから、どうしても「正社員ねらい」
 
になりがちです。
 
自分が経営者、あるいは採用担当者だったとして、
 
未経験で、スキルもそんなにない人を正社員として採用しますか?
 
新卒ならともかく、30歳、40歳・・・キビシイですよね。
 
なので、ここは割り切って
 
「短期アルバイト・パート」として入社。

 

短期なら、採用基準もゆるめですから、入りやすいでしょう。

 
3か月以上なら履歴書に書けます。

 

入った会社で、電話、事務スキル、PCなどをある程度経験。

 

そのあと、正社員にチャレンジしてはどうでしょうか。
 
 

方法2 コールセンター

いちばんてっとり早いのがコレです。
 
コールセンターは一応「事務職」として分類わけされています。
 
「はじめての事務職ならコールセンターがおススメ」
 
とうたっている派遣会社はたくさんあります。

とはいえ、「コールセンター」こそ「向き不向き」

がとてもはっきりしているお仕事。

くわしくは過去ブログで☟

 

私はコールセンターに「向いていない人」でしたが

 

やってみて「向いている人」なら

 

仕事はえらび放題。

 
いくらでもあります!
 
(不採用になることもあります。念のため)

 

コールセンターで修行して「電話応対には自信があります!!」

 
と売り込むこともできます。
 
電話応対が多い会社なら、採用されやすいかもしれません。
 
 
 
 
 
 

方法3 ハローワークを利用する

 
ハローワークで無料の「求職者支援訓練」制度を利用する
 
こともできます。
 
 
 
10万円の給付金+無料の職業訓練+就職サポートってすごくないですか?
 
都道府県によって違うので、確認してみてくださいね!
 
 
 
 

方法4 転職・求人サイトを利用する

 

 
 
 
 
 
登録&サービスは無料です!!!
 
あちらはプロですから、相談に乗ってくれるでしょう!!!
 
 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

例のウイルスの影響で、

 

転職を希望する人が増えています。

 

事務職は人気ですが、

 
そのぶん倍率が高いです。
 
きっちり戦略をたてて転職しましょう。
 
この記事が参考になれば幸いです。
 
ではまた!
 
 
 
 

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