日本語教師 養成講座 おすすめ【現役日本語教師の私が解説します・実体験】

日本語教師

日本語教師 養成講座 おすすめ 現役日本語教師の私が解説します

こんにちは!リョーコユビ(@ryokoyuvi)です。

今回は

日本語教師をめざそうと思うんだけど、どんな養成講座があるのかしりたい。

日本語教師の養成講座ってたくさんあるけど、どこを選べばいいのかわからない。

養成講座を修了したあと、すぐ就職できるのかな。

こういった質問にこたえます。

もくじ
1、養成講座のおすすめ2選
2、養成講座 修了後のキャリア設計
私は「ヒューマンアカデミー」の420時間 養成講座を修了し、現在は正社員として日本語教師をしています。
そんな私が、実体験にもとづいて、解説します。
ではまいりましょう!

養成講座を受講するなら  おすすめ養成講座 2選

まず、私がおすすめするのは、私も受講した「ヒューマンアカデミー」です。

【理由】
1、立地がいい(駅から近い)
2、全国に拠点がある
3、修了しやすいシステム
4、就業フォローが充実
おまけの5、ヒューマンアカデミー出身者が多いので、職場で共通の話題が多い
まず、1ですが、ヒューマンは駅の近くのテナントビルに入っていることが多いです。
「べつに、10分くらい歩いても平気だけど」と思ったあなた、甘いです。
授業の時は、大量の教科書を持参しなければならないのです。
あなたが仮に、仕事が終わってから授業に行くとしたらどうですか?
1日働いて、くたびれ果てた肩に食い込むかばんのひも。
その上雨でも降っていたとしたら・・・?
泣きたくなりますよね。
 
理由2 全国に拠点がある・・・ヒューマンは全国29か所に教室があります。住んでいる県に教室がなかったとしても、県をまたいで一番近い教室に通うことは可能です。
(私が通っていた時、他県から通っている人はけっこういました)
理由3 修了しやすいシステム・・・「今日はどうしても行けない」という日ももちろんありますよね。
ヒューマンの場合は「振替制度」が充実しています。
【具体例】
A教室(いつもの教室)で授業を受けられなかった。
でも、来週仕事でB教室方面に行くから仕事おわりにB教室で振替授業を受けよう!
と、このような事が可能なのも、拠点が多いからです。
理由4 就業フォローが充実・・・ヒューマンは、教室の壁に「求人情報」が貼ってあり、興味があればスタッフが対応してくれます。
講座修了前には面談があり、就業相談にのってくれます。
理由(おまけの)5・・・ヒューマン出身者が多いので仕事先で共通の話題が多い
「そんなの別にいいよ」と思うかもしれませんが、けっこう大きいです。
日本語教師の世界は女性社会ですから、会話は重要です。
個人情報的な事は聞けなくても、出身講座なら聞きやすいので話題になりやすいのです。
同じヒューマン出身だとわかると「実習の担当の先生だれだった?」とか、けっこう盛り上がります。
さて、ここまで読んでいただいて、
でもさー、ヒューマンて高いよね

と思ったかた、おっしゃる通りです。

日本語教師養成講座は50万~60万あたりが相場なのですが、ヒューマンの場合68万くらいです。

想像できる高めの理由としては、立地、就業フォロー、日本語教育能力試験フォローなどが大きいと思います。

あと、教科書のほか、DVDなどの教材が多いかもしれません。

でも、やっぱり安いところのほうがいいな

と思うのは当然です。

ただでさえ高額な出費です。費用第一に考える方もいらっしゃると思います。

私は最安値の養成講座にも無料見学&面談に行ったのですが、そこは就業フォローがありませんでした。

未経験の仕事をはじめるのに、養成講座のスタッフに相談できないのはキツい・・・と思いました。

結論:安いところは、安いなりの理由がある

ということになるかもしれません。

ここで、

費用だけじゃないでしょ?420時間も勉強するんだから、カリキュラムの良し悪しってあるんじゃないの?

こういう疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

これについては

良し悪しがあるかもしれないが、判断できません

すべての日本語教師 養成講座は文化庁の認定を受けて「420時間養成講座」を行っています。

なので、やることって決まっているんですね。

あとは、講師の質や教材の分かりやすさ、とかになってくると思うのですが、それって、素人の私たちに判断できないと思うんです。

調べようと思えば、「どんな教材使ってるんですか」「講師は誰ですか」とあらかじめ聞いておいて、納得いくまで調べることはできます。

さて、それがわかった所で、「教材の質が良いか」「講師はすぐれているか」と、どうやって判断するのでしょう?

なので

結論:カリキュラムの良し悪しは考えなくてよい

と思います。

それよりも重視したほうがいいのは

〇1クラス何人制か
〇実習体験は何回くらいか

です。

そこでおすすめなのが

KEC日本語学院」です。

ここの特徴は

1、1クラス12名制
2、50~75回以上の「演習・実習体験」を実施

です。

ここにも面談に行き、ヒューマンかこっちか、最後まで悩みました。

(家と職場から近かったのでヒューマンにしました)

1の「少人数制」とうたっている養成講座はけっこうありますが、2の「50~75回以上の演習・実習」はあまりないと思います。

「演習・実習」とは、簡単に言うと「模擬授業」のことです。

養成講座の生徒が外国人留学生役になったり、本当の外国人留学生を相手にすることもあります。

日本語教師は未経験者が多い業界なので、「現場感覚」を身につける上で、実践的な授業はとてもありがたいです。

日本語教師 養成講座 修了後のキャリア設計

養成講座修了後、日本語教師として働く場所は

1、留学生対象の日本語学校
2、技能実習生のトレーニングセンター
3、海外の日本語学校
4、個人でオンライン授業など
だいたいこんな感じかと思います。

おすすめは日本語学校です

「養成講座が終わったらすぐに働きたい!」という方は圧倒的に
1、留学生対象の日本語学校 が良いと思います。
【理由】
〇日本語学校の数が多い
〇養成講座が終わる前に仕事が決まることがある
就業フォローがある養成講座の場合、講座が終わる前に就職が決まる時があります。
 
【具体例】
同じクラスだったAさんは、ヒューマンの紹介で、講座が終わる3か月前に就職が決まった。講座を受講しつつ、週に1回、仕事をはじめたAさん。
しばらくするとAさんから「今の職場、教師が足りないらしいから、よかったらどう?雰囲気も悪くないよ」と誘われ、私もヒューマンの講座が終わる前に仕事が決まった。
 
少し前のことなので恐縮なのですが、当時は圧倒的な日本語教師不足でした。
「のどから手が出るほど日本語教師が欲しい!」状態だったのです。
なので、講座が終わる前にもかかわらず「1日も早く来て!」という感じで仕事が決まったのです。
就業フォローがある養成講座の場合、日本語学校との付き合いが長かったりするので、その学校の雰囲気とか環境とか、教えてもらえます。
 
求人広告だけを見て面接に行くのはリスクが高い・・・と思う方は就業フォローがある養成講座をおすすめします。
 
2の技能実習生のトレーニングセンターですが、あまり求人数が多くなく、日本語教師以外の仕事もけっこうあるので、全員にオススメはできません。
 
3の海外の日本語学校ですが、養成講座を出てすぐに海外に行くのは無理があります。
行きたい場合は経験をつんでからにしましょう。
 
4のオンライン授業ですが、対面授業よりオンライン授業のほうが大変です。
しかも、個人でやるとなると、まずは営業からはじめなくてはなりません。
選択肢として一応書きましたが、3と4は現実的ではないです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「日本語教師 養成講座」でググるとたくさんの養成講座が広告を出しています。

その中から自分に合った養成講座を選ぶのはけっこう大変です。

養成講座は高額な買い物です。

時間の許す限り、「無料相談&体験」などを利用して、納得いくまで検討することをおすすめします。

「日本語教師 なるには 資格 求人 養成講座 まとめ記事」はこちら☟

最後におすすめ養成講座のリンクを貼っておきます。

ヒューマンアカデミー

KEC日本語学院

通信での検定合格に定評のある「アルク」

<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」

情報については私が在籍していた2年前を主としている箇所がありますので現在と異なる場合があります。ご了承ください。

ではまた!

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